
小売店舗でのチャットボットのユースケース
皆さん こんにちは。
梅雨も明け、本格的な暑さの襲来に少々ばててきております。皆様如何お過ごしでしょうか。
子供と公園に行っても、この暑さではもって1時間。暑さを避けて、子供の体力を消耗させるために郊外の大型ショッピングモールに行くことが増えてきました。訪れた店舗で感じたのは店員がなかなか捕まえられず、商品を探すのに時間がかかるということです。コロナの影響もあり、店員さんとあまり近くで会話もしたくない。子供を抱えながら自力で探していましたが、大型ショッピングモールだと店舗の面積も広くなかなか大変。
そんなお客様もスムーズに買い物をすることが出来るようになる、小売店舗(オフライン店舗)でのチャットボットのユースケースを紹介したいと思います。
小売店舗でのチャットボットのユースケース
オンライン(ECサイト等)でのチャットボットについては徐々に普及してきており、皆さまも目にする機会が増えてきているかと思います。
小売店舗でのユースケースは、オンラインで体験できるボットとのやり取りを小売店の棚で体験できるという凄く簡単な仕組みとなります。しかし、この単純な仕組みですが、お客様にとっても店舗にとっても非常に助かるシステムとなります。
例えば、陳列されている商品が衣類であった場合、
店員さんに確認することといえば在庫があるか、他のサイズはあるか、他の色はあるか、洗濯方法、コーディネート、素材 等々あると思いますが、店員さんにしか答えられないような内容はそれほど多くはないと思います。
陳列棚の商品毎にQRコードを設置しておき、そのコードを読み込んでチャットボットを起動させることで、
お客様は自身のスマホからボットにアクセスして、
「Lサイズの在庫ある?」とメッセージを打つと、
「Lサイズは現在在庫がございません。○○店舗にはございます。」と在庫管理システムと連携させて回答を返したり、
「コーディネートを見たい」と打つとコーディネート例の画像が表示されたりと
今まで店員さんと会話して取得していた情報をお客様は簡単に確認することが出来るようになります。
店員さんと会話したくないお客様向けや、多言語化すれば海外から訪れた方にも効果的に情報を伝えることができます。店舗側としては人件費の削減や商品知識教育の課題解決にも繋がるシステムになるかと思います。
継続購入を促進する施策
このチャットボットサービスの応用としては、ボットとのやり取りをして実際に商品を購入したお客様に対して、別の商品をレコメンドしたり、次回以降に利用できるクーポンを発行したりと、継続した取引を促進するような活用方法もあります。
まだ国内の店舗ではあまり目にすることないサービスですが、普及すると個人的にも大変助かるので普及活動頑張りたいと思います。
株式会社伊藤忠テクノソリューションズが開発したAIチャットボット開発プラットフォームBenefitterは、お客様の用途にあったチャットボットの開発を得意としておりますので、まずはお気軽にご相談ください!!