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業界別チャットボットの活用事例3選

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業界別チャットボットの活用事例3選

チャットボットは、マーケティングからカスタマーサポートまで獲得活用の幅が広く、アイデア次第でさまざまな効果が期待できます。

ただ、何もないところからアイデアを出して企画を練るのはなかなか難しいものです。自社の業種・業態と近しい活用事例を知ることで、発想もしやすくなります。

今回は、チャットボットの活用事例を業界別にご紹介いたします。

1、小売店舗でのチャットボットの活用事例

まずは、小売店舗でのチャットボットの活用事例をご紹介します。

オンライン(ECサイト等)でのチャットボットは徐々に普及してきており、皆さまも目にする機会が増えてきているかと思います。

チャットボットは、チャットボット内でのチャットのやりとりを通じて、ユーザーが知りたい情報へと瞬時に辿り着けるため、利便性の向上につながります。

小売店舗での活用事例は、オンラインで体験できるボットとのやり取りを小売店の棚で体験できるというごく簡単な仕組みとなります。しかし、この単純な仕組みですが、お客様にとっても店舗にとっても非常に助かるシステムとなります。

例えば、陳列されている商品が衣類であった場合、店員さんに確認することといえば在庫があるか、他のサイズはあるか、他の色はあるか、洗濯方法、コーディネート、素材等々あると思いますが、店員さんにしか答えられないような内容はそれほど多くはないと思います。

陳列棚の商品毎にQRコードを設置しておき、そのコードを読み込んでチャットボットを起動させることで、お客様は自身のスマホからボットにアクセスして、「Lサイズの在庫ある?」とメッセージを打つと、「Lサイズは現在在庫がございません。○○店舗にはございます。」と在庫管理システムと連携させて回答を返したり、「コーディネートを見たい」と打つとコーディネート例の画像が表示されたりと、今まで店員さんと会話して取得していた情報をお客様は簡単に確認することが出来るようになります。

店員さんと会話したくないお客様や、多言語化すれば海外から訪れた方にも効果的に情報を伝えることができます。店舗側としては人件費の削減や商品知識教育の課題解決にも繋がるシステムになるかと思います。

また、継続購入を促進する施策として、ボットとのやり取りをして実際に商品を購入したお客様に対して、別の商品をレコメンドしたり、次回以降に利用できるクーポンを発行したりと、継続した取引を促進するような活用方法もあります

2、医療現場でのチャットボットの活用事例

次に、医療現場でのチャットボットの活用例を患者側、医師側でいくつかあげてみます。

患者側

  • 診察内容や診療時間などのFAQ
  • 病院予約
  • 事前問診

医師側

  • 処方箋や器具の利用方法に関するFAQ
  • 論文の保管場所検索
  • 患者過去診療内容の簡易取得
  • 問診

体調が悪くなった時によく悩むのは、病院に行った方がよいレベルの症状なのか、どの病院に行くべきか、急いで病院に行くべきか、今すぐ診てもらえる病院はどこか、そもそも何の病気なのかといったことです。

風邪のような分かりやすい症状ならまだしも、特殊な症状だとなおさら悩みます。インターネットで確認してみることもありますが、調べれば調べるほど深刻な病気なのではないかと深みにはまってしまうこともあります。

さらに、病院によって診療内容や診療時間がまちまちで、電話も繋がりづらい。繋がっても忙しいのか対応が悪かったりします。病院側もこの対応に人手がかかってしまうのは避けたいところでしょう。

そこで、病院にチャットボットを導入することで、チャットボットを通じて診察内容の確認から予約、事前問診まで済ませられ、病院に行くまでに感じていたストレスを軽減することができます。また、事前問診内容を医師と連携することでスムーズな診察に繋げることが可能になるでしょう。

また、今世界中で大流行している新型コロナウイルスの対応にも、チャットボットは用いられいます。多くの自治体がホームページに24時間対応のAIチャットボットを試験的に導入していますので、詳しくは以下の記事をご覧ください。

3、イベント業界でのチャットボットの活用事例

最後に、イベント業界でのチャットボットの活用事例についてご紹介します。

NBA(アメリカのプロバスケットボール)では、昨年からFacebook Messengerを介してファンを巻き込み、試合中のハイライトを配信する新しいチャットボットを制作しました。

人工知能(AI)技術を用いて動作するこのプラットフォームは、既存の2019/20 NBAシーズンを通して動画コンテンツを配信するほか、定期的なニュース更新、試合プレビュー、リアルタイムのスコアリングアラートを配信しています。

さらに、このNBAボットは、個々のファンのお気に入りのチームや選手に関する試合スケジュール、ディビジョン・スタンディング、通知などの機能も配信しているようです。自分の応援しているチームを、ボットを介してより身近に感じられ、欲しい情報をリアルタイムに簡単に入手できます。Webページに情報を見に行くよりも遥かに簡単に、そして身近に感じることは言うまでもないでしょう。

このように、チャットボットを身近な存在に感じられるようなものにすると、チャットボットの利用率向上にもつながるでしょう。チャットボットを身近な存在にする方法として、ボットからの言葉を人間らしくする方法がありますので、興味のある方は以下の記事をご覧ください。

4、まとめ

業界別にチャットボットの活用事例3選をまとめてみました。
これからも、チャットボットは進化を遂げ、皆さんの生活により身近になるでしょう。
ぜひ、この機会に導入を一度検討してみてはいかがでしょうか?

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執筆者情報:

CTC Benefitter(ベネフィッター) 開発チーム

CTC コミュニケーションデザイン部 CXソリューション第3課

社内業務のDXを推進するサービスとして豊富な機能と様々なシステム・WEBサービスとの連携を可能とした AIチャットボット Benefitter を提供しています。チャットボットの活用方法や導入事例を伝えていくため、情報を発信しています。

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