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チャットボット導入時の比較ポイントとおすすめサービス10選!

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チャットボット導入時の比較ポイントとおすすめサービス10選!

日本のチャットボット元年は2017年だといわれています。
それから4年が経過し、2021年8月現在では、日本で利用できるチャットボットサービスは100を超えるまでになりました。

用途や導入目的、予算に合わせて最適なチャットボットを選べる環境は喜ばしいものですが、一方で、どれを選べば良いのかわからないという悩みも生じます。

そこで本コラムでは、チャットボットを比較する際のポイントと、「AI型(一問一答型)チャットボット」と「ルールベース型(シナリオ型)チャットボット」の2タイプから、それぞれおすすめのチャットサービスをご紹介します。

1、チャットボットの種類をおさらい

チャットボットは大きく分けると「AI型(一問一答型)」と「ルールベース型(シナリオ型)」の2つがあります。
それぞれの特徴について、ご紹介します。

AI型(一問一答型)

AI型チャットボットはチャットボットにAIを搭載したもので、質問者の言葉使いなど表現の揺れがあったり少し複雑な質問でも回答できたり、膨大な質問数にも対応できたりという特徴があります。また、利用されるほど回答精度の向上が期待できます。

ルールベース型(シナリオ型)

一方、ルールベース型(シナリオ型)のチャットボットは、AIが搭載されていないもので、チャットボットが表示する選択肢の中からユーザーが選択していくと最適な回答が提示されるチャットボットです。

AI型のように、言葉使いのゆらぎに対応したり、利用される中で回答精度を上げたりすることはできませんが、単純な質問への回答に向いており、シナリオ形式ではユーザーが直接質問せずに選択肢を選ぶだけで回答が得られる点などが特徴です。

チャットボットを比較する際のポイント

AI型(一問一答型)、ルールベース型(シナリオ型)それぞれの中にもさまざまなチャットボットサービスがあり、自社の目的に合ったチャットボットを選ぶのはなかなか大変です。
ここでは、AI型(一問一答型)か、ルールベース型(シナリオ型)かという観点以外で、チャットボットを比較する際のポイントをご紹介します。

自社の導入目的とマッチした機能があるか

導入前にまず、目的を明確にしておきましょう。
用途はもちろん、導入後に達成したい目標も併せて設定しておくと効果測定がしやすくなります。

目的を明確にした上で、チャットボットを選定する際には、そのチャットボットで目的が叶えられるかどうかを確認する必要があります。主にチェックするのは機能面です。また、必要に応じて既存で利用しているシステムやツールとの連携が可能かどうかも確認しましょう。

有人対応への切り替えができるか

チャットボットは利便性の高いツールですが、チャットボットだけで100%の回答が行えるわけではありません。チャットボットでは対応できないような複雑な判断が求められる質問には、人間が対応する必要があります。

有人対応をまったくしない場合は考えなくて構いませんが、オペレーターや担当者に切り替え可能なツールに絞って選定していきましょう。

操作性とUI

使いやすさの面もチェックする必要があります。
導入後、実際に利用するユーザーの視点から、操作性やUIがどうかを確認しましょう。ある程度、ITリテラシーの高い層なのか、デジタルに親しみの薄い層なのかによって、同じ操作性やUIでも使いやすさの印象は変わってくるはずです。

サポート体制

こちらは、ユーザーではなく管理する側のITリテラシーによって選び方が変わってくる項目です。
どのようなサポートが用意されているかもチェックしましょう。

チャットボットの導入が初めてだったり、管理者のITリテラシーがあまり高くないという場合は、対面やWeb会議、電話でのサポートなど、手厚いサポートが用意されているサービスを選んだ方が良いでしょう。
そうでない場合は、チャットやメールによるサポートのみでも良いかもしれません。

料金

最後になりましたが、サービスの利用料金と自社の予算がマッチしているかどうかを確認しましょう。

サポートサービスが別料金だったり、利用したい機能がオプションだったりする場合もあるので、詳細までチェックしてください。

3、おすすめのチャットボット10点を比較

最後に、「AI型(一問一答型)チャットボット」と「ルールベース型(シナリオ型)チャットボット」の2タイプで、それぞれおすすめのチャットサービスをご紹介します。

AI型(一問一答型)チャットボット

AIが搭載されたAI型チャットボットからのおすすめは次の6点です。

hitobo(ヒトボ)

hitobo(ヒトボ)は、シンプルで必要十分な機能のみが搭載されている点が特徴で、社内外のお問い合わせ対応に向いています。導入も簡単で、既存のFAQを入力、またはCSVでアップロードするだけでチャットボットが完成。3日から2週間程度の短い準備期間で運用を開始できます。チャットボットのエントリー向け製品といえます。

とはいえ、AI搭載で、表記揺れやルール付けに自動で対応してくれます。手作業によるルール付けで生じがちな矛盾が発生せず、ルール破綻が発生してしません。LINEとの連携も可能です。
30日間の無料トライアルも実施中です。

hitobo(ヒトボ)

sAII Chat(サイチャット)

sAII Chat(サイチャット)の特徴は、高性能な人工知能と手厚い運用サポートをセットで提供している点です。
導入時から回答精度は95%以上と高く、ユーザーのリピート利用が期待できます。
また、カスタマーサクセス部門がチャットボットの利用率向上のための施策やFAQの改善提案などを行ってくれるため、チャットボットの導入が初めての企業でも効果を出しやすいといえます。

sAII Chat(サイチャット)

FirstContact(ファーストコンタクト)

ファーストコンタクトは、AI搭載で多言語対応ながら、月額費用2,980円(スタンダードプラン)からと手頃に利用できるチャットボットです。文字情報だけでなく、画像や選択肢を提示してのやり取りも可能。音声自動応答や有人対応代行も提供されています。さらに、LINEやFacebookとの連携も可能です。

20日間の無料キャンペーンを実施中です。
ファーストコンタクト

Chat Draler(チャットディーラー)

Chat Draler(チャットディーラー)は、情報システム部門や総務部門、人事部門、経理部門、労務部門といった管理部門の、社員からの問い合わせ対応の工数を削減するための社内向けのチャットボットです。

社内向けに特化したチャットボットであるため、部門やカテゴリごとにテンプレートが豊富に用意されており、その総数は400種類以上。たとえば、経理部門向けなら「経費清算」「支払依頼」「経費申請」といったカテゴリが用意されています。

チャットディーラーAI

PEP(ペップ)

PEP(ペップ)は、社内利用に特化したチャットボットで、シナリオ型の業務自動化専用チャットボットをドラッグ&ドロップで直感的に簡単に作成できます。
機械学習型のAI搭載で、「AIアシスタント」を社内に設置することができます。
API連携で、既存利用のクラウドサービスなどとも連携可能です。

PEP(ペップ)

Benefitter(ベネフィッター)

Benefitter(ベネフィッター)は、業務改善に強みを持つチャットボットで、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の実現に最適です。社員からの問い合わせ対応の工数削減のほか、社内の情報収集から従業員とスキルの相関関係管理までを行う「社内人探しボット」としても活用でき、人材の有効活用につながります。

Q&Aの追加は、Excelファイルをアップロードするだけで、AI追加学習まで完了。登録したQ&Aは、カテゴリ、部門など用途に応じて複数に分けて管理することができます。
お申込みから利用開始までは、最短2週間とスピーディに導入可能。

また、1つのチャットボットに複数のAIをつなげることもできます。

Benefitter(ベネフィッター)

ルールベース型(シナリオ型)チャットボット

AI非搭載のルールベース型(シナリオ型)チャットボットからのおすすめは次の4点です。

Parot(パロット)

Parot(パロット)は、LINE公式アカウントのシナリオ型チャットボットを作成できるサービス。FAQのほか、オンライン接客や商品検索・提案、診断コンテンツなどにも活用できます。

チャットボットの応答数が月1,000件以内なら、初期費用・月額費用ともに無料で利用可能です。フリープランからプロプランまで、どのプランでも全機能が利用できます。

Parot(パロット)

チャットプラス

チャットプラスは、アカウントを即時発行でき、即時利用が可能です。利用料金も1,500円/月と低コスト。IPアドレスやブラウザ情報から、ユーザーのアクセス元の企業を自動判別できます。

また、APIによって既存のSFAやCRM、メール配信システム、ショッピングカードなどと連携を図ることも可能。
10日間の無料トライアルが付いています。

チャットプラス

ChatBook(チャットブック)

ChatBook(チャットブック)は、顧客獲得とナーチャリングをワンストップで解決してくれるチャットボットです。Webサイトのほか、広告にも配置することができ、Webサイトの来訪履歴をもとにパーソナライズした対応が可能です。

カレンダーと動機して日程調整を行うことも可能なため、商談の約束もチャットボット上で行えます。
30日間の無料トライアルがあります。

ChatBook(チャットブック)

qualva(クオルバ)

qualva(クオルバ)は、コンバージョン率の向上(新規顧客獲得)に特化したチャットボットで、対話形式でユーザーのフォーム入力を支援します。チャットボットに入力されたデータは、独自RPAシステム「Virtualpost」によってさまざまなシステムに転送することが可能です。

カラーパターンを全15色の中から選べるなど、デザインのカスタマイズも可能。

qualva(クオルバ)

4、まとめ

チャットボットの種類には、「AI型」と「ルールベース型(シナリオ型)」があり、それぞれ特徴や向いている活用法が異なります。

数あるチャットボットの中から自社の導入目的やユーザーのITリテラシーとマッチしたものを選ぶためには、機能や操作性・UIのほか、有人対応への切り替え有無、サポート体制、予算に収まる料金かなどをチェックすると良いでしょう。

上記でご紹介したおすすめチャットボットなども参考にしつつ、効果を出せるチャットボットを選定してください。

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Benefitterで実現できることや特徴といった詳細から実際に利用するまでの流れまでをご紹介します。

CTCの最適解! 働き方を進化させるDXプラットフォームBenefitter 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

執筆者情報:

CTC Benefitter(ベネフィッター) 開発チーム

CTC コミュニケーションデザイン部 CXソリューション第3課

社内業務のDXを推進するサービスとして豊富な機能と様々なシステム・WEBサービスとの連携を可能とした AIチャットボット Benefitter を提供しています。チャットボットの活用方法や導入事例を伝えていくため、情報を発信しています。

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