現在、国内だけでもチャットボットソリューションやサービスは100以上展開されており、チャットボットの導入を検討している担当者の方から、「チャットボットのソリューションやサービスが沢山あり、何を選べばよいか分からない」という相談を受けることがよくあります。
そこで今回は、提供されているチャットボットソリューションやサービスの種類についてご紹介したいと思います。
チャットボットソリューションは、大きく2つに分類されます。
FAQ自動応答ボット、マーケティングボットのように1つの使用用途に特化したチャットボットを提供するソリューションとなります。
1つのことに特化しているため、導入から運用までを考慮した必要な機能が提供されており、実現したいことが比較的安価に提供されている場合が多く、導入期間も短く、操作も分かりやすい傾向にあります。
その反面、特化しているために軽微なものであったとしてもカスタマイズなどの独自仕様を実現することが難しい場合が多いです。
これはチャットボットソリューションに関わらず、他ソリューションと同じと考えて頂けるとイメージしやすいかと思います。
1つの用途ではなく様々な利用シーンに対応することが可能なソリューションとなっています。
パッケージ型(特化型)で提供しているFAQ自動応答ボット、マーケティングボットはもちろんのこと会議室予約ボット、各種申請業務ボット、残業申請ボット、セキュリティ受付ボット・・など自動化や効率化したい業務(タスク)を実現することが可能なソリューションとなっています。
また、ソリューションによりますが、チャネル(LINE、Teams、Slack、TocaroなどのSNS、ブラウザ)やAIを選択できる場合もあり、利用者や利用シーンに適した組み合わせのチャットボットを構築することが可能です。
汎用型ソリューションは自由度が高く、できることが多いことがご理解頂けたかと思いますが、裏を返すと導入や利用料の費用はパッケージ型(特化型)に比べて割高な価格帯となっています。
さらに、チャットボットの振る舞いの制御(チャットボットエンジン)についてはフレームワークが提供されており、それを組み込みでプログラミングを行う必要あったり、プログラミング不要でGUI上の各種設定で構築ができる場合にはできることが少なくなる傾向にあったりとソリューションによりできることが変わってきます。
CTCが提供している「Benefitter」は汎用型ソリューションですが、プログラミング不要でGUIにて自動化や様々な業務の効率化を実現するすることが可能です。ぜひお問い合わせください。
kiyoharu
エンジニア歴20年。チャットボットに悩みを聞いてもらいたいと思う今日この頃です。