メンタルケアにおいて活躍するチャットボット事例

2020年8月20日

メンタルケアにおいて活躍するチャットボット事例

うつ病や自殺者など精神的に追い込まれてしまう病気は、日本だけではなく、世界で大きな問題になっています。精神疾患の患者数は年々増加しており、日本では約400万人、米国では5人に1人が精神疾患を抱えていると言われています。

特に日本では心の病気は「頑張り次第でどうにでもなる」「本人の心が弱いからなる」などというような、イメージがついてしまっていますが、心の病気は誰にでもかかる可能性があり、決して特別なものではないのです。「病院に行く勇気がない」、「病院に行くのは恥ずかしい」、「自分はまだ大丈夫」だと思っている人が多いという現状があるなかで、世界ではAIチャットボットを用いたカウンセラーが開発されています。そこで今回はメンタルケアをするチャットボットの事例を2つ紹介したいと思います。

一つ目は、米国スタンフォード大学の心理学者とAIエキスパートチームが開発した「Weobot」です。こちらは認知行動療法を利用した、不安神経症やうつ病のセルフケアをサポートする存在になっています。Weobotからは、「今日は元気ですか?」「どんな気分ですか?」などの対話セラピーの形式をもとに作成された質問が投げかけられ、認知行動療法と呼ばれるもので、患者のもつ否定的な思考を、より客観的に見つめ直すように促すものになっています。日々起こる出来事に対して感じるストレスや不安、絶望を感じたとき、マイナス思考や思いこみなどによるものだと気づかせ、行動の選択肢を広げています。

二つ目は、インドで開発された「wysa(ワイサ)」です。こちらはAI化で失業の危機にさらされたIT技術者の相談にのってくれるというものです。wysaはAIチャットボットですが、相談者に対し、「支えとなり、秘密を守る」ことを約束してくれるため、心を開いて会話ができる仕組みになっています。また、会話の流れはいたって自然で、相談者の話を理解してくれているかのような、対応を実現しています。

チャットボットにメンタルケアをしてもらう利点

ボットであれば悩みを打ち明けやすい

皆さんも自分の想いを伝えるとき、LINEやメールなどのメッセンジャーツールの方が伝えやすいなんてことありませんか?喧嘩したとき対面では誤りずらい、相談事があるけれど言葉にするのは難しいなんてことも、テキストであれば、言いやすいということがあると思います。また、相談事がある場合、人に相談するときは多少でも相談される人にどう思われるのかを考えてしまうものです。そこで、相談相手がロボットであると人に相談するよりも、気軽に相談することができると思います。このように、精神疾患を抱えた患者さんも、カウンセラーに言葉で相談をするより、ボットにテキストで悩みを相談する方が相談しやすくなると思います。

いつでも好きな時間に相談できる

対面で対話するカウンセリングは、時間とお金がかかるため、多くの人は敷居が高いと感じてしまいます。また、カウンセリングを受けるには、予約が必要なため、本当に話を聞いて欲しいときに、すぐに話を聞いてもらうことはできません。そこで、ボットを用いたカウンセラーであれば、24時間いつでも好きな時間に相談することができるため、夜中に話を聞いて欲しい、というときでも対応することができます。

このように、チャットボットはメンタルケアにおいても役立つことができます。悩みを聞いてくれるチャットボットの存在が浸透し、人々のストレスを緩和してくれる日は近いかもしれません。

AIチャットボットプラットフォームBenefitterなら実現できます!

株式会社伊藤忠テクノソリューションズが開発したAIチャットボット開発プラットフォームBenefitterは、お客様の用途にあったチャットボットの開発を得意としていますので、上記で紹介したチャットボットを実現することができます。また、チャットボットの入口部分となる会話型UIに関しても、LINE・Teams・slack・Tocaro・+メッセージなど様々なものを利用用途に合わせて接続することが可能です。また、外部API連携に関しても様々なサービスと接続することができますので、複数のAI・お客様の業務システムやWEBサービスと接続することができます。Benefitterを使って、自由自在にチャットボットを作成してみませんか?

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